美保薬局

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ニーハオトンシン

2014年04月

ちょっと乳がんをとってきました~!!

ニーハオトンシン 2014年 3・4月号 岡部美智子

3月始めころ、お客様のTさんが「明日から入院してくるんです~」 「どうされたんですか?」とお聞きすると、

「小さな癌が見つかったので、手術してとってきます」・・・と。

まるでおできでも切ってくるような軽い感じで話されていました。

内心、私もドキッとしました。今年の1月頃より、右乳房の上部内側に小さなしこりがあり、

とっても気になっていましたが、なかなか検査に行く勇気がありませんでした。

お客様のTさんはご自分で乳房の違和感に気づき、Tさんのお祖母様も乳がんだったということもあり、すぐ病院に行かれたそうです。

私は、このお話を聞いたことがきっかけとなり、お客様の看護師さんに相談したり、ネットで調べてもらったりして、

以前お世話になったことのある、かしま病院にいって診察を受けることにしました。

3月13日の触診の時、はっきりとは明言されませんでしたが、先生の話し方で7割がた癌だな・・・と確信しましたが、

マンモグラフィー検査、乳腺エコー(超音波)検査、MRI、細胞診検査といろいろな検査をした結果、19日に悪性腫瘍(癌)ということが確実になりました。

私の性格上「先生、切って下さい。都合のいい時、お願いします!」と。

先生から「ちょうど4月7日(月)が空いてますが、岡部さんは仏滅とか気にしますか?」と聞かれ、

「全然気にしませんので、できるだけ早くお願いします。」と答えました。

和枝さんの娘の高校の入学式は8日だし、孫の菜の小学校入学式は10日だから大丈夫だなと、すぐ浮かびました。

ここまでの決め事すべて、自分一人でやりました。

親友のA子ちゃんには「美智子さんの心臓には毛が生えているの!?私も一緒に検査結果を聞きに行ったのに~」と涙目でした。

今の時代、癌=死ではありません。悪いところをとり、その後、転移しないように先生の指示にしたがい、 治療していけばいいんですから・・・。

もし、抗癌剤治療などの影響で、脱毛することがあったら・・・それはその時考えます。

平成19年11月から、主人が倒れたり、おばあさんが調子悪かったりで散々病院には通いましたが、まさか自分がベッドに寝る立場になるとは思ってもいませんでした。

お産以来、入院するのは初めてです。これも神様が与えてくれた休養と思い、この際ゆっくり休もうと思いました。

4月7日の手術も寝ている間に終わっていて、付き添っていた娘からも「イビキかいて爆睡してたよ~」と言われてしまいました。(笑)

手術も無事終わり、漢方薬の田七人参を一回2包×一日5回くらい飲んでいたお陰で、傷の治りもとてもきれいで痛みもほとんどありませんでした。

その他、ササヘルスを一日1本、シベリア霊芝などを服用していました。

お産以外の初めての入院生活は、入院前は個室がいいと思っていましたが、個室は空いておらず、4人部屋になりました。

こんな私でも、初めての入院で、少し不安な面もありましたが、同室で隣のベッドのYさんは、とっても明るく前向きな方で、私より先に乳癌の手術を受けていましたので、先輩のYさんにいろいろ教えてもらいました。

「こういうときはこうするといいよ」など、本当にいろいろ教えてもらい、励まされ、とても勇気づけられました。

個室が空いてなかった為、4人部屋になりましたが、これもご縁だな~と、同室になった方のお陰で、入院生活も明るく楽しく過ごせました。

現在、日本人女性のがんで最も多いのが乳がんで、女性が一生の間に乳がんになる確率は14人に1人とされています。

そして、乳がんにかかる人が多いのは、40~50代の女性で、最もリスクが高いのは50歳前後だそうです。

正直私も『私は大丈夫!私は病気にならない!!』と思っていました。・・・なんの根拠もないのに。。。

“ピンクリボンキャンペーン“なんて、まるで他人事でした。なんでも自分が経験してみて、はじめてわかるんですよね。

みなさんも万が一・・・ということもありますので、早期発見につなげるためにもセルフチェックや定期検診を心がけましょうね。

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