美保薬局

福島県いわき市の美保薬局は、漢方薬とスキンケア指導でアトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・ステロイド外用剤
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皮膚病事例

ステロイド軟膏の連用で肌が荒れる(ガサガサになる)わけ(平成31年2月14日更新)

 福島県 30代 男性

 左の写真、肌のかさつき荒れがひどい状況おわかりになりますでしょうか。

 これは数年ステロイド軟膏を連用したことによる肌荒れです。

 このお客様はもともとアトピー性皮膚炎というわけではなく、背中の痒み乾燥にステロイド軟膏を長年使用してしまったそうです。

 だんだんステロイド軟膏の使用範囲も広くなり、徐々にかさつきや荒れの範囲も広がりステロイド軟膏をこのまま使用していいのかお悩みになりご来店されました。 

 皮膚病の場合、色々な原因(遺伝的な保湿力低下・ダニ・ホコリ・花粉etc)で肌表面の 角層(表面のバリア)が壊され肌が荒れかさつきます。
  アトピーでは遺伝的また水分保持機能低下で角層が壊れ荒れてかさつきます。

 ステロイド軟膏は短期の使用ではこの角層のバリア機能を強化して肌荒れや炎症を抑えますが、長期の使用では逆に角層のバリア機能を破壊する作用が強くなりかさつきや荒れが目立つようになります。

 ステロイド軟膏は良い薬ですが14日(2週間)使用して改善がなく引き続き使用するような場合は他の方法も検討されることをお勧めいたします。

 またステロイド軟膏を初めて使用した時の症状より、軟膏の長期使用で症状が広がっているようなら注意が必要です。

 このお客様は、ステロイドを中止した直後は症状の悪化もありましたがスキンケアと漢方薬の服用で綺麗に改善しました。
  【皮膚病(アトピー・乾癬・ニキビ・化粧品かぶれetc)、不妊症相談の専門薬局】
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薬剤師・国際中医専門員
不妊カウンセリング学会会員・・・岡部  幸治

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